2001年1月7日日曜日

SNATCH!

SNATCH!

Q.I.BASE011D
Release Year: 2003
Price: 2,310yen

Q.I.「BASSNINJAの音楽の持つ色彩感、ロックのダイナミズムやソリッド感にこだわり、ソロプレイヤーとしてのプレイ面の欲求を完全に排除して制作。ジョークや遊び心をちりばめて、バンドサウンドを構築していった。
細かいテクニックやエフェクト類はほとんど使わず、生のベースとドラムのみ。
BASSNINJAがウッドストックなどの大きなロックフェスティバルに出演してベースソロ以外で演奏した場合、どういったやり方でオーディエンスと楽しい空間を共有できるかなど、エンターテインメント性の強調もイメージして作られたのがこのアルバムの特徴。」

“通算7枚目を数える今回のアルバムは、何と言っても全編ベースと生ドラムのみで構成されている点に注目したい。ツアーの合間を縫って制作されているというだけあって、ライヴ感をまといながら分厚く鋭く響いてくる重量級のベースプレイはまさに圧巻のひと言。小技で聴かせるこれまでの世界にはないダイナミックさを体感できる全20曲。”(YellowPage 2003年3月号)

“精力的な公演数と強烈な存在感で欧米でも注目されているベース・ニンジャこと今沢カゲロウの7thアルバム。その異名の通り、ベースの表現力の限界に挑戦するような驚異的なテクニックでムーン6弦ベースから繰り出される音の量にまず圧倒される。
今回はベースと生ドラムという構成だが、ややメタリックな響きのドラムと多彩で肉感的なベースのトーンとの絡みは、まるで鋼鉄の鎧の中にたぎる熱い血潮のようなへヴィ・サウンドだ。一方でベースのみの楽曲で奏でられるフレーズ作りも巧みで、呪術的な妖しさすら感じられる。”(Player 2003年4月号)

“6弦エレクトリック・ベースという武器から繰り出される超絶プレイの数々は、まさしく神業。エレキベースという楽器の限界を超えたテクニックは、聴く者を圧倒してくれること間違いなしだ。”(Sound&Recording 2003年4月号)

“"ベースニンジャ"今沢カゲロウは、そのマジカルなスキルとパフォーマンス性で東洋人ベーシストとしてハリウッドから初の公式招待を受けソロ公演とクリニックを行ない、ベルリンでは150万人をベース一本で熱狂させたという男。今作はすでに7thアルバムとなり、6弦・5弦は当たり前、さらに様々なエフェクトも駆使して生ドラムとともにアクロバティックなハイパー・ベース・サウンドがギッシリの全20曲。”(FOOL'S MATE 2003年6月号)

“6弦ベース奏者として世界を股にかけ活躍する今沢の7枚目のアルバム。非常に攻撃的かつ扇動的。ジャンルに括られることのない多彩なサウンド、そしてベースの限界を超えたプレイにトランス状態は必至。これほど良い意味で緊張状態が続くアルバムもめずらしい。”(CDジャーナル 2003年5月号)

“~長短20曲をコラージュした、混沌とする未来感覚~ベース1本で世界をわたる股旅ベーシスト今沢の、ついに7作目。考えられる最先端手法と技法を駆使しながら、音源は全てベースに頼るというのがこの人のスタンスだ。オール・ベース・ソロであったり150万人の聴衆を巻き込む実況モノであったり、ヴォイスや民族性を採り入れてみたりと様々に変容し楽しませてもくれるが、その本質は何といっても冷徹でドラギッシュなフューチャー・サウンドにある。今作は乾いたドラムを入れてのグルーヴ・ロック!ベルリンを騒然とさせたあのテクと奇抜な展開に再び唸らされるが、長短20曲をコラージュした混沌とする未来感覚にまた新たな彼の世界観を見よう。7曲目以降、これまでのストイシズムとは異なる悪戯心も聴き逃せない。”(JAZZ LIFE 2003年4月号)

“初っ端の1トーンから神経パルスをビリビリ刺激しまくる独特の緊張感。聴く者の意識を完全に異世界に連れ去ってしまうかのような”高揚感”こそがカゲロウ・ワールドの真骨頂。~中略~別次元に突き抜けてしまっているセンスや演奏力には相変わらず異論ナシ。新たなる異名として”ベース界のリチャード.D.ジェイムスという称号を進呈したい。”(BASS MAGAZINE 2003年4月号)

Track List:

 

SNATCH!
Freakout
Big Purple
stereo
V
Magnitude2000
cold turkey
S・H・A・K・E
on and on
過ちは人の常
LFO
outro
Easy rider
PL&E
PL&F
mono
WILD TURKEY
印度
stars
intro

total time 56:20